SDGsの取り組みはバックキャスティングで



2020年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」
すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

これを受けて国土交通省でも
「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000188.html


令和3年4月19日に第1回が開催され、令和3年6月3日には、早くも第4回が開催されます。


「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」(第4回)を開催
https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001008.html

4月から6月までのわずか3か月で4回の開催から政府の本気度が伺えます。

主な対策は、ZEHなどの住宅の高気密・高断熱に太陽光発電等のゼロエネルギー化でしょうか。

これもSDGsの取り組みの一つですが、皆さんの会社でもSDGs宣言を、銀行や商工会議所などから
紹介されてポスターを貼ったりホームページに掲載していることと思います。

では、お客様からあなたの会社のSDGsの具体的な取り組みは何ですか?と質問を受けたときに
答えられるだけの準備はできていますか?

緊急事態宣言の延長で思うように営業活動ができません。
構造用木材が思うように手に入らず、受注している工事も思うように施工できない状態です。

このようなマイナスの環境下だからこそ、この機会にSDGsに取り組んで自社の取り組み・方向性を考えていただくとよいのではないでしょうか?

ワクチン接種を1日100万回接種すると菅総理が宣言をしたとき、インフルエンザワクチンの接種が1日最大60万回なのでとても無理
と報道されていましたが、大規模接種会場を東京・大阪といった大都市に設けて対処しようとしています。

これは60万回の接種の延長で考えては出てこない発想です。
100万回接種するためにはどうしたらできるのか?

ゴールから逆算することでいろいろな対策・やり方が見えてきます。
これをバックキャスティングといいます。
ちなみに現状の延長線上で考えることをフォアキャスティングといいます。

SDGsを実行に移すキーワード「バックキャスティング」とは?
https://imacocollabo.or.jp/blog/backcasting/

お客様の意識もカーボンニュートラルやSDGsに対して関心が高まってきています。
事務局もお手伝いしていきますので一緒に取り組んでいきましょう。