住宅の選び方を考え直してみませんか?



開催が危ぶまれた東京オリンピックも大きなトラブルもなく終了しました。
一方、コロナウイルスはデルタ株の変異の感染力の強さと国民の危機意識への慣れもあって感染拡大に歯止めがかかりません。

お盆の帰省や県をまたぐ移動の自粛の要請出されています。
今一度住宅について考えてみたいと思い記事を探していたところ
住宅検索サイトの「ライフルホームズ」の専門家が語るオピニオンというコーナーを見つけましたので
ここに掲載の記事を何本か紹介します。

記事が書かれたのは2013年(8年も前)の記事となりますが、興味深く読んでいただけると思います

負債の住宅ではなく、資産の住宅を持とう
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00004/

「新築が良いか、中古が良いか」という質問が良くある。条件が一緒だったら「新築が良い」に決まっている。聞くまでもない。
それでは、「資産価値が減りやすい家が良いか、減りにくい家が良いか」と質問したらどうだろう。恐らく多くの人は「減りにくい家がいい」と回答するであろう。
では、資産価値が減りにくい家は新築だろうか、中古だろうか。答えは中古である。

資産が減りにくい家とは「資産性が高い土地」にある家のこと
諸外国で家は「資産」であるのに対し、日本では「耐久消費財」化しており、家を買うときに資産性を気にしながら購入する人は少ない。

「家は一生で一回の買い物」こんな概念が家が耐久消費財化する大きな原因かもしれない。
「家は3回も4回も住み替えるもの」という概念が広まったら、住宅を買うとき・住んでいるときに、家を売ることが常に頭にあるようになる。
そうすると、いつでも売れる、値段が下がりにくい家を選ぶようになってくるのである。
値段が下がりにくい家は、値段が下がりにくい土地にある家のことである。

ちゃんと住まい。?あなたの住まい選びを自由にする「編集する住まい選び」?
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00006/

もしあなたが、これから家を買おうと思っているなら、「中古を買ってリノベーションする」ことを、まずは検討の選択肢に入れるようお薦めしたい。

一般的に、中古住宅は新築よりも値段が安いだけでなく、資産価値の下落幅が小さいので経済的に賢い買い物だ。
平均的な新築住宅は入居後すぐに10~15%程度値落ちして、築20年に達する頃には、木造戸建て住宅なら建物の評価額は限りなくゼロになり、分譲マンションなら半値程度まで資産価値が下落する。
逆に言うと、築20年を過ぎるとほとんど土地値として取引されるため、それ以降の価格下落幅は小さくなる。

中古を視野に入れることで、エリアの選択肢は格段に広くなる。
新築物件の供給が少ない人気エリアにも物件を見つけることが出来るかもしれないし、新築に比べて値段も安いので新築では手が届かない都心にも住めるかもしれない。

欧米では、「住宅を買うときにもっとも大事な3つのことは、
”Location, Location, Location”(1にロケーション、2にロケーション、3にロケーション)」と言われるほど、ロケーション選びの重要性が広く認識されている。

リノベーションは、いわば中古住宅を使ったオーダーメイドの注文住宅だ。
それは、新築よりも少ない予算で、好きなエリアにあなただけの家づくりを実現できる住まい選びの新しいアイデアなのである。
住まいの自由を広げることができるのが、中古住宅のリノベーションの魅力である。



こちらも合わせてお読みください。
新築vs中古の真実①】~あなたは新築住宅に住むことは出来ない~
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00017/

【新築vs中古の真実②】~新築住宅の正味のメリットを考えてみる~
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00026/

【新築vs中古の真実③】メディアが書かない新築のリスク
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00031/

首都圏で中古が新築より売れるマンション逆転現象。新築中心だった市場に本当の転換は起こるか?~時事解説
https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00914/

住宅の寿命、本当はどのくらいか
https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00019/

8年前の記事ですが古さは感じなかったと思います。
コロナ後の事業展開をどうしていくか。
案外こういった記事の中にヒントが隠れているのかもしれません。