災害に便乗した悪徳商法にご注意ください。
全国各地で大雨による床上浸水・床下浸水や山の斜面崩壊による土砂崩れ等被害が発生しています。
亡くなられた方へのお悔やみと、被害にあわれた方の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
土砂の撤去や水の掻き出し等終わると、さて住宅をどのように復旧していこうか?
と思案に暮れることと思います。
そうした地震、大雨などの災害時には、それに便乗した悪質商法の業者が現れますのでご注意ください
国民生活センターには多くの相談が寄せられているようです。
悪質商法は災害発生地域だけが狙われるとは限りません。災害に便乗した悪質な商法には十分注意してください。
ご用心 災害に便乗した悪質商法
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/disaster.html
訪問販売による相談事例
・自宅の外壁塗装をお願いしたいと思い事業者紹介サイトに登録したところ、事業者から電話があり、自宅を訪ねて来た。
見積もりを提示され、他社と比較したいと伝えたが応じてもらえず、仕方なく契約してしまった。
・「屋根の瓦がずれていて心配だ。工事をしないと大変なことになる」と来訪した業者に言われて屋根工事の契約をしたが、解約したい。
・訪問してきた業者に塗装工事を勧められた。「契約の効力はないからとりあえず署名、捺印するように」としつこく言われ、
断りきれず応じてしまったが、工事をしたくない。
このような訪問販売にあった時にどう対処したらよいのでしょうか?
子供が、夫が、建築関係なので大丈夫です。と答えるのはどうでしょうか?
それでもしつこく言ってくるのなら、間違いない悪徳業者ですので、きっぱり断りましょう。
普段から「家のかかりつけ医」的な住宅建築会社・工務店に知り合いを作っておくと心強いですね。
また、よく知っているお客様の相談には、初めてのお客様より優先したくなるのが人情です。
たまたま今回の大雨では被害が出なくても次に大雨や地震で被害にあわないとも限りません。
ご近所に住宅に関係した会社は1社2社あると思います。
仕事を頼まなくても挨拶などして顔を覚えてもらっておきましょう。
工務店等、住宅関係の仕事の皆さんは、この機会にご近所さんの「住まいのホームドクター」になってはいかがでしょう。
国民生活センターには「訪問販売によるリフォーム工事」に関する相談が毎年7,000件~8,000件は寄せられています。
訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html
他にどのような事例があるのか上記サイトから確認をして知識武装しておいてください。